家事ラク・家事時短シリーズ③
『機能性がスゴい&選べる!お洒落で片付くキッチン収納』
毎日の家事の負担を減らしたいと思われている方に、前回は「食器洗い乾燥機」(食洗機)をご紹介しました。
今回は、キッチン収納についてご紹介したいと思います!
ご自宅のキッチンを思い浮かべてみてください。キッチンまわりに置きっぱなしになっている物はありませんか?
タッパー類、ご家族のお弁当箱、ペットボトル、お菓子の袋、果物、まな板、布巾、調味料など…思い当たるものはないでしょうか。
片付けなくてはいけないと分かりつつ、いざ片付けようと思ったら、空いているはずのスペースが他のもので埋まっている!なんてこともよくあるかと思います。
収納が充実していれば片付けが手早くできて、常にすっきりとしたキッチンを維持できます。
そこで今回は、最新のキッチン収納を利用して家事の時短化を図る方法をお伝えします!
毎日気持ちよく片付くキッチンを収納リフォームで実現しませんか?
エグゼストのスタッフが、お客様の状況やご相談に応じて理想の収納リフォームをご提案致します。
是非エグゼストまでお気軽にご相談ください。お見積り無料です!
キッチン収納と呼ばれるものには次のようなものがあります。
①フロアキャビネット
②吊り戸棚
③カップボード(キッチンクローゼット)
④パントリー(ストックルーム)
⑤床下収納
これらの収納について、上から順番にご紹介します!
①フロアキャビネット
シンク、加熱機器(ガスやIH)、調理台、食洗機などの下にある収納部分をフロアキャビネットと呼びます。
キッチンでの作業中に最も開け閉めをする回数が多い収納部分です。
近年では吊り戸を無くしてオープンキッチンにするご家庭が増えたため、フロアキャビネットの収納力や機能性に注目が集まっています。
キャビネットの扉には開き戸タイプと引き出しタイプがありますが、キャビネット内の収納スペースをフルに活かすためには引き出しタイプがおすすめです。
開き戸タイプは開口部が大きく、大きなものを収納できるという利点がありますが、奥の物を取り出す時にはしゃがんで、手前のモノをどけないといけません。
引き出しタイプなら奥にしまっている物も取り出しやすく、デッドスペースを作らずに収納を活用することができるため、近年では引き出しタイプが主流となっています。
引き出しをフルオープンで使用するためのスライドレールが普及しており、一番奥の物まで簡単に取り出せます。
フライパンや鍋などはコンロのそばに、ボウルやザルや掃除用品などはシンクのそばに…など、使う場所の近くに収納するようにします。
その中でも、特に頻繁に使用するものは手前に収納することで片付けがスムーズに行えます。
Panasonic
「一目ですぐ見つかる」「ラクに取り出せる」「スムーズにしまえる」スタンドイン収納を採用したパナソニックのフロントキャビネット。立てる収納や、動かせる仕切りを使用して充実した収納となっています。収納パーツは簡単に取り外して洗えるので衛生的です。
閉まりきる約6cm手前からダンパーが働き、静かに閉まるフルオープンスライドレールがすべてのシリーズに標準装備されています。
Lクラスのフルオープンレールは奥行き57.5cmで収納量もタップリ。
奥行きをムダなくフル活用でき、さっと引き出せて、手前も奥も使いやすいのが魅力です。
②吊り戸棚
壁付けのキッチンやセミオープンの対面式キッチンでは、フロアキャビネットの上に収納量に応じた吊戸棚を取り付けると作業がはかどります。
収納量を優先する場合はロングタイプを、開口部を大きく取りたい場合はミドルやショートを選べます。
どちらも優先したいという場合は、スイッチバーを軽く押すだけで棚が自動的に昇降するタイプもあります。
他にも、調味料類やキッチンペーパーなどを作業中だけ目の高さまで下ろせる棚もあり、スムーズに料理がはかどります。
LIXIL クイックポケット・クイックパレット
使いやすさと効率を求めて目の高さに合わせた収納。バーを押すだけでキャビネットが自動的に下りてくる「オートダウンオール」を採用。
使い終えたらまた上に戻します。
クイックポケットは、引出しを開け閉めしなくても調味料などの出し入れができるので、調理のリズムをくずさず快適に調理できます。
本体は、調味料などがこぼれても汚れが染み込みにくく拭き取りやすいアルミ製です。
使い終わったらキャビネット下にすっきり収納。調理中の手元を照らすLED照明付タイプもあります。
クイックパレットは、必要な時だけ下ろして使える2段の仮置き棚です。こちらも使わない時はキャビネット下にすっきりと収納できます。
調理スペースの確保や、洗った食器の仮置きスペースとして使えて便利です。
③カップボード(食器棚)
カップボードとは、お皿やカップ類などの食器を収納する食器棚のことで、マルチストッカー、背面収納などとも呼ばれます。
オープンキッチンの場合はシンクやコンロの作業スペースの後ろにある収納部分を指します。
システムキッチンに組み込まれている場合もありますし、リフォーム時に後付けする場合もあります。
カップボードには主に2つのタイプがあります。
トールプラン…床から天井までの高さがあり、全て収納になっているタイプ
カウンタープラン…収納が上下のみにあり、真ん中部分は家電を置いたり作業するためのカウンターになっているタイプ
全てを1つのプランにするパターンもあれば、両方を組み合わせて設置するパターンもあります。
また、別にパントリーなどがあり十分な収納を確保できる場合は、腰から下のカウンターのみ設置して上部には棚板だけを設置したり、窓からの採光を取るためにカウンターのみ設置するパターンなど、自由に組み合わせができます。
LIXIL 家電タワー・ダストワゴン
家電タワー…置き場所に困る家電製品は、1カ所にまとめてしまえる家電収納が便利です。普段はスイング扉を閉めて家電類を隠せるので、すっきりとしたキッチンを保てます。
自動で蒸気を排出する機能が付いているものは、収納したままで炊飯や湯沸かしができるので便利です。
ダストワゴン…ゴミ箱の置き場に困る方には、すっきりと収納にフィットするダストワゴンがおすすめです。
Takara standard
ホーローにこだわるタカラスタンダードからは、湿気に強いホーローの素材を生かしたカップボードがおすすめ。
キャビネットの内側も、ホーローなら炊飯器の蒸気で傷みません。
キャビネットの中や扉にはマグネットが使用できるので、オプションのパーツをマグネットで取り付けることが可能です。
やはりダストボックスは隠してスッキリした空間に。引き出すのでダストボックスを持ち上げる必要が無く、掃除もラクにできます。
エグゼストのキッチン&キッチン収納施工例
木目調のキッチンからTOTOのキッチンにリフォームされたお宅です。
壁付けだったキッチンを対面式にし、背面にはキッチンと同じTOTOのカップボードを設置されました。
出窓からの採光をそのまま残したいとのことでしたので、窓を塞がないように、カウンタータイプとトールタイプのカップボードを組み合わせました。
ダストボックスを置くスペースを確保するため、カップボード右下部分にフリースペースを設けました。
こちらのお宅のリフォームの詳細はこちらをご覧ください。
④パントリー(ストックルーム)
パントリーとは、常温で保存できる食品を保管するためのスペースです。
米や麺類、乾物、缶詰、瓶類、インスタント食品などの収納に使われ、買いだめしておくことができるので災害時の非常食の置き場所としても便利です。
食品以外にも、キッチンには収まり切れない調理器具や鍋類などを収納できるため、通常はキッチンに隣接する場所に設置します。
よくあるケースとして、パントリーの奥の方にあるものを見落として賞味期限が切れたものが出てきたり、場合によっては虫が発生したりすることもあります。そうならないために、奥行きがある棚を設置したり、積み重ねたりはせずに可動式の棚やL字型の棚板を設置したり、透明なタイプの収納ケースを選ぶ・シールを貼るなどの工夫が必要となります。
パントリーには「壁面収納タイプ」と「ウォークインタイプ」の2つの種類があります。
それぞれの特徴は次の通りです。
タイプ | 特徴 |
---|---|
壁面収納タイプ | ・入っているモノを一目で見渡すことができる ・奥行きが狭いので取り出しが簡単 ・ウォークインタイプと比べると収納量が少なめ |
ウォークインタイプ | ・大抵の場合、奥行きが広く、収納量が多い ・食品以外の普段はあまり使わない物も収納可能 ・広いので置き方や管理方法に工夫が必要 |
壁面収納タイプ:DAIKEN relaclo(リラクロ)
食品や調味料、調理道具などをまとめて収納できる壁面収納タイプのパントリーです。
ラクにしまえる、ラクに取り出せる、という収納の基本にこだわった機能的な内部ユニットで、内部を気軽にカスタマイズ。
スペースにぴったり納まりマンションでも設置できます。
引き出しもあるので小物も散乱することなくまとめて収納。
パントリーの奥がデッドスペースになりません。重いモノは床の上に置いてすっきりと収納できます。
ウォークインタイプ:LIXIL コーナークローゼット
デッドスペースになりがちなコーナーを生かしたウォークインタイプのストックルーム。
便利な内装パーツを標準装備しているので使い勝手が良く、ボトルラックや引き出しキャビネットなどのオプションパーツも選べます。
ウォークインタイプなので出し入れしやすく、お掃除もラクに行えます。
ウォークインタイプ:LIXIL ヴィータスパネル
奥行きのある収納を使いやすい収納へ。
押入れやクローゼットを無駄なく機能的に使うために、リクシルのヴィータスパネルがおすすめです。
固定されている棚板を取り外してヴィータスパネルを設置すれば、用途に合わせてパネルの高さを調節できます。
パネルの高さは「350mmピッチならほとんどの物が収納できる」という独自の法則で、350mmごとに調節可能。
キッチンの食料品から調理器具、高さのある掃除道具まで、あらゆる高さの物を収納可能です。
写真はヴィータスパネルの使用例です。設置は約1日でOK!詳細は弊社までお気軽にお問合せください。
可動棚を造作する
スペースがなく大きな収納(パントリー・キッチンクローゼット)を設けられなくても、限られたスペース内で収納棚を造作できます。
既製品の収納サイズが合わない、予算をあまりかけたくない…など、お困りの際はご相談ください。
エグゼストではお客様のご要望に応じて可動棚を造作致します。
⑤床下収納
キッチンスペースを圧迫することなく収納できるものとして、床下収納があります。
床下点検口としても利用する際には収納していたものを取り出す手間がかかりますが、年に数回ほどしか使用しないものを収納しておくのにちょうどいいスペースとなります。
年に数回とは言えども床下収納を開けるためにわざわざしゃがんで蓋を開けないといけないため、しゃがんで取り出す動作が苦痛でない方、床に段差ができることが気にならない方におすすめです。
次のような点に注意しつつ対策をとることで、快適に床下収納を活用できます。
対策① 湿度対策をする
床下は湿気がたまりやすく、しかもキッチンでは常に水を使用するため、床下収納内は湿度が高くなりがちです。
そのため、基本的には湿気に弱いものは床下収納には向きません。
湿度対策としては、
1.除湿剤を入れておく
2.新聞紙を厚めに敷く
3.物を沢山詰め込まない
を意識して、カビの発生を防ぎます。
収納内のものを全く使わなかったとしても、年に数回は点検・確認することをおすすめします。
対策② 賞味期限が短いものは入れない
中が全く見えないため、収納していることをつい忘れてしまいがちになります。
賞味期限が短いものは入れないようにしましょう。
対策③ 重いものや防災グッズは入れない
重いものを入れると、床下収納の本体にヒビが入ったり割れたりする恐れがあります。重いものは入れないようにしましょう。
床下収納に向いているものは、使用頻度の低いもの、長期間保存可能で腐らないものです。
とはいえ、非常食や防災グッズを床下収納に入れてしまうと、いざという時に床下収納から取り出せない場合もあります。防災グッズは寝室や玄関などすぐに持ち出せる場所に置くことをお勧めします。
6.まとめ
家事時短のコツの1つとして、キッチンを常にすっきりとした状態に保つための収納アイテムについてご紹介しました。
キッチン周りの道具類・食器類は、長く暮らすうちにどんどん増えていきがちです。
必要なものだけを購入するように心掛けるのはもちろんですが、収納を見直すことで常にスッキリと気持ちの良い状態を維持し続けることができます。
また、収納がきちんと管理されていると、家族の誰から見ても欲しいものがすぐ手にできるようになり、ストレスの軽減にも繋がります。
ぜひご家庭のキッチン収納をもう一度見直してみてください。
今回ご紹介した収納は、ほんの一例となります。
エグゼストではお客様のニーズに添ったキッチン収納のご提案をさせていただきます。リフォームをご検討中の方はお気軽にエグゼストにご相談ください。
弊社エグゼストでは、キッチン収納以外のリフォームも承っております。リフォームをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。
お客様の大切なお家をリフォームすることでお客様やご家族様が笑顔で生活できるよう、精一杯お手伝い致します!
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